コミュニティキッチンとして、食を通じて地域活性化に貢献する食支援センター「まほろば」の代表の 北田悠氣さんにお話を聴いた。
2022年6月にスタートしたばかり。 食の力で、助け合いの街づくりをめざしたい。

活動の出発点は、NPO法人ワーカーズコレクティブういずのキッチンカーでこども食堂を手伝ったことがきっかけ。キッチンカーであおぞらカフェ(高齢者向けの会食会)を開催すると、弁当を購入した方が、それを近所の方に自主的にお届けする方が出てきた。
それは、食の支援に留まる活動ではなく、生活支援、高齢化社会の見守りもなる。困ったときはお互いさまの精神で、体調が悪いお隣さんのお弁当を買って持っていく。(見守り)自分の体調が悪い時は、買ってきてもらう。「優しいな」と感じたそうだ。
もう一つ、キッチンカーでこども食堂を始めて、企業のスーパーや地元の農家さんから野菜の寄附が多く寄せられるようになった。とても助かっているそうだが、いただいた寄附野菜は無駄にしたくはない。
そこで思いついたのが、コミュニティキッチンの構想だそうだ。

現在は、小学校の学童や地域の自治会などからお弁当の注文を受け付けている。こども食堂で培ったお弁当の味は美味しいと評判。この事業の大切な活動費である。「多くの人に知ってもらい、買って応援するのも1つの方法だ」と取材して思いました。

4月から高齢者の家への弁当の配食の事業のスタートに、大忙し。
一緒に、助け合いの街づくりの食の事業をする仲間を募集中。
在宅ワークでもいいんだそう。寄付された大量の野菜の調理方法、SNSの発信、お弁当受付窓口など。仲間を増やし、活動しやすくなり、優しい社会が広がっていくんだと思いました。


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