ワーカーズ・コレクティブとは

ワーカーズ・コレクティブってなに?

ワーカーズ・コレクティブ(W.Co)は、働く人の協同組合です。
「自らで考え、自らで行動する」という生活クラブの精神を「働く」にも広げコミュニティービジネスの手法で食・環境・福祉の課題解決に繋げてきました。
また「みんなで協同して働く」という新しい働き方を実践し、生き方働き方を問い続けています。
1982年に神奈川県で最初のワーカーズ・コレクティブが誕生したのに続き、千葉にW.Coが誕生したのは 1984年。生活クラブ生協デポー真砂の店舗請負業務でした。
現在は、店舗(9デポー)と配送(6センター)の請負、消費材にこだわった惣菜・レストラン等の食事業、エコロジーな生活提案を行う環境活動(リユース食器・リサイクル事業)や生活支援サービス、居場所事業、障害者就労支援事業、葬祭サポートなど多様な活動を展開する16団体が県内各地に点在しています。
ワーカーズコレクティブ千葉県連合会は、会員団体の中間支援組織として、新規設立の相談や各種研修・学習会を開催するなどして運動と事業の両面をサポートすると共に、他県の連合組織と情報を共有し、調査・分析活動を行っています。

ワーカーズ・コレクティブで暮らしをデザイン

出資・運営(経営)・労働を三位一体として活動を進め、地域の課題に気がついた時、働く場としてそれを解決します。
仲間を集めて出資を募り、労働の内容は自らで決定します。
運営は一人一票を原則とし、出資の多い少ないに依ることなく、民主的な運営を行います。
誰もが平等に働ける仕組みとして、注目されている働き方です。

出資・労働・経営三位一体の図

営利・非営利ってなに?

ワーカーズ・コレクティブは非営利市民事業です。
非営利とは、株主に利益を配当しないという意味です。
利益を出してはダメということではなく、事業を行って得た利益を法人の活動費用や人件費に充てることは当然に認められています。
つまり、経営者や株主の利益のために働く(営利)ではなくサービスを必要とする人の為に働き社会に還元し、労働に見合った対価を配分するのが非営利です。

 

ワーカーズ・コレクティブで自立を目指す

これまでモノやサービスを提供してきたのは行政や企業でした。
これに対して市民自らこんなモノがあったら、こんなサービスがほしいといった思いから、主体的に地域社会に必要な労働を組織し、 生活者の視点に立った事業体を作ったのがワーカーズ・コレクティブの始まりです。

ワーカーズ・コレクティブは、働く場を作る協同組合です。
一人ひとりが自分の意思で参加した事業の場で、自主管理、自主運営を学び、地域に協同と自治を根づかせる活動をめざしています。
働くことを自分の意思で始め、働いた結果を自分たちの責任で引き受ける、それがワーカーズ・コレクティブです。

ワーカーズコレクティブの仕事イラスト

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